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木鳩屋雑記

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黒いフィナンシエ

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黒い菓子第二弾、チョコレートのフィナンシエが出ています。チョコレート菓子(トリュフやらボンボンやら)をおいしく美しく作ることが私の仕事ではない、というのはチョコレートテンパリングからの逃避のような言い草。そのかわりというかやはりどこまでいってもというか、焼き菓子屋らしくどこまでも焼いてゆきましょう。このセリフ前にも書いたような気がする。

ココアとチョコレートが生地に混ざっています。ココアが入ることで甘さの抑制になり、表面にはグランマルニエ酒をぬって仕上げていますので、後味がほのかにオレンジ風味がしてさわやかです。生地そのものに柑橘類のピールやベリーなどを混ぜてもおいしいと思う。これにはそういった果物は混ぜていませんが。

本とCDの整理。
もう二度と本は処分すまいと思って何年も過ごしてきたのですが、心を入れ替えました。庄野潤三の本を本棚におさめることを目標に、本棚一掃計画が進行中。確定申告の準備という憂鬱な義務がすぐ目の前にあるからこそのこの計画。はかどりません。CDは半分くらいになり、まずまずの成果。庄野潤三、講談社が少しずつ文庫を増やしていますが、まだ読めないもののほうが多い。手に入りにくい。
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by kobatoyakigashi | 2010-01-28 22:27 | 試作新作 | Comments(0)

巻きパン

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先日のおやつに、巻きパンをふたたび。
りんごをスパイスで煮たものを巻き込みました。生地は堀井和子さんの本から。

成型したて。
これから二次発酵させ型がいっぱいになったら、オーブンで焼くことしばし。


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焼きあがったところ。
あちち、と言いながら焼きたてをちぎってたべることのうれしさよ。

そろそろおいしいパンを買いにゆきたいものです。
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by kobatoyakigashi | 2010-01-25 21:59 | 店話 | Comments(4)

作りすぎることもある

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年明けと同時に済ませなければならぬ事務手続きの締め切りがひたひたと。公共料金の振込みやら免許の更新やら確定申告の準備やら瑣末なようなそうでないような、人間として生きるために求められる社会的責任、にはつくづく消耗いたします。すべてを投げうちたい。でもできない。しかしそこまで面倒くさがってしまうのはなぜ、とも思う。
あ、こういうことを書いてしまうからダメな文章になるんだな。庄野潤三さんを見習わなくては…。

先日、少しまとまった数のご注文をいただいたときのこと。2日間にわたり大変なスケジュールでどんどん菓子を焼きまくっていて、こんなに作っているのにまだ作らねばならない、と思いながら作っていて、何度かそういう思いに至りながらもどんどん作っていて、どうも違和感が去らないので途中で数の計算をもう一度してみた。
するとなんと作らねばならない量の、倍量の勢いで作っていたことがわかった。どうりで作れども作れども終わらない。気づいたときにはじゅうぶんすぎるくらい作りすぎていた。笑った。こういうこと、ほとんどないのだが。おかしかったなぁ。

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まかないおやつ。今回は豆乳のシナモンロールにしました。いつも「かもめ食堂」のレシピを見ながら作ります。おいしい。
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by kobatoyakigashi | 2010-01-20 22:44 | 店話 | Comments(0)

黒いタルト

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チョコレートのタルトが出始めました。今の時期、チョコレートがおいしいです。

イタリア料理のデザートという印象があるチョコレートタルト。ビスケット生地に、チョコレートを溶かして生クリームや玉子とあわせたものを流し焼き上げます。チョコ以上の濃厚なおいしさを得られます。私はチョコにカシスをあわせるのが今のところ一番気に入っているので、このタルトもカシスを少ーし感じられるように仕上げてみました。こういったそっけないほどシンプルなタルトは、どのチョコレートを選択するかがすべて。木鳩屋はベルギー産のダークチョコレートを贔屓にしております。カシス風味のチョコレートタルト、新作です。よろしくお願いいたします。

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撮り方によってはこんなに真っ黒に見える。こちらのほうが近いです。
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by kobatoyakigashi | 2010-01-18 22:14 | 試作新作 | Comments(0)

日々の昼めし⑨

f0131641_21215930.jpgちらしずし
(おせちの残りを利用して母が作った)、
豆乳の味噌汁
(味噌汁を少なめに作って豆乳を投入。具はしめじ2種と油揚げ)
f0131641_21221159.jpg焼き油揚げの生姜醤油かけ、
茹でたじゃがいもとにんじんを、ねぎと炒めたもの

一度茹でたにんじんを油いためすると、あまくておいしい。玉ねぎより白ねぎと炒めるのが好きです。
f0131641_21222677.jpgいただきもののパンふたつ
(ご近所のTさん作。おいしい)、
セロリとさきいかと松の実のサラダ

f0131641_21223554.jpgコロッケサンド
(スライスしたパンを焼いてマヨネーズと粒マスタード、サラダ菜とコロッケにケチャップをかけてはさむ)、
りんご(いただきもの)、
珈琲

f0131641_21224770.jpgじゃがねぎベーコン炒め
(じゃがいもを茹でて切り、ベーコン、ねぎと炒める。蒸し焼きにして焦がし目にするのがおいしい。酢と塩で味つけする)
f0131641_21225723.jpg焼き飯
(生姜、ねぎ、かにかまぼこ、玉子と炊いた玄米を炒める。醤油とごま油で味つけする)

じゃがいも・りんご・ミルクティー、ほとんどこの3つだけ食べてイギリスで暮していた…ということを思い出しました。じゃがいもは本当によく食べた。フィッシュ&チップスのチップスだけ買って食べていたもの(安いから)。イギリスでチップスといえば日本で言う(太めの)フライドポテトで、やまもりのこれにモルトビネガーと塩を盛大にぶっかけて食べてました。モルトビネガー、どこで醸造していたのだろう?富士酢がやや近い感じかなぁ。じゃがいもと酢はよく合います。酢と油を同時に使うからか。
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by kobatoyakigashi | 2010-01-14 21:54 | めし | Comments(0)

迦陵頻伽の年賀状

近所じゅうで顔をあわせれば年始のご挨拶、というのもそろそろ落ち着いた頃。日常。と思えば明日から巷は3連休とか。それが終わればいよいよ本当の、と身構えたくなるほどの「閑日」が商店街を覆います。寒いときにわざわざ外出したくはありませんよねぇ、できれば。
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こちらは年賀状に使用の、久方ぶり(カッパ以来)となる消しゴム判子作品。迦陵頻伽(かりょうびんが)という顔は菩薩形の鳥。シンバルのようなものを持っているのは、楽器を奏する鳥ゆえ。極楽浄土にいるそうです。朝鮮の彫刻で「迦陵頻伽立像」というのを参考にしました。
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by kobatoyakigashi | 2010-01-08 21:22 | 課外活動話 | Comments(0)

仕事はじめ

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1月のマカロン登場、今月はチョコレートです。クリームではなくラム酒を効かせたガナッシュをはさみます。相方は12月からの柚子。柚子とチョコレート、どうぞよろしく。チョコレートのマカロンを作り始めると、もうすぐバレンタインが来るということを思い出さずにはおれません。1月2月はチョコレートの月です。

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さて冬はフルーツケーキがおいしい季節でもあります。いくつか前の記事に書いたとおり、フルーツケーキをこの冬はひとつがんばってみようかと思っています。こちらはプルーンとチョコレートのスパイスケーキ。紅茶に一晩浸して戻したプルーンをたくさんと、オレンジピール、チョコレートを刻んで、スパイス各種と合わせて焼き上げたものをしばらく寝かせたもの。
いつも作るフルーツケーキはレーズンなど小さい粒粒が次々と香るおいしさなので、少し趣を変えてプルーンを刻まずにそのままどーんと食べられるように丸ごと生地に混ぜました。チョコレートの濃厚とねっとり相性がよろしいです。チョコレートが入るぶん、いつものフルーツケーキに比べるとかわいらしい味がします。
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by kobatoyakigashi | 2010-01-05 21:47 | 試作新作 | Comments(0)

宮島

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしく、お願いもうしあげます。
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写真は宮島の鹿。後姿。
お隣県の広島県ですけれど、宮島は広島市より向こうの廿日市市なので、ずいぶん遠いのです(広島市は大阪市に匹敵する遠さという認識)。お正月の宮島はおおにぎわい。雑踏とは縁の無い生活を送っているため、なんだか自分が原始人のような気分がしました。厳島神社にいたっては、ルミナリエかここはというくらいの混みようで、早々にUターンして周辺を散策するにとどめた。
粒餡のもみじ饅頭が焼きたてでおいしかったし、甘酒を飲みに入った甘味処には眠り猫(本物)もいて、鹿もおだやかで愛らしいし、たまにはにぎやかなところへ遠出も悪くない。それでもやっぱり私は店でもくもくと菓子を作っているほうが、よほど性に合っているのだなぁとも思い知らされたことでした。
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by kobatoyakigashi | 2010-01-03 22:52 | 与太話 | Comments(0)