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木鳩屋雑記

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おしらせ

6月1日(日)から4日(水)まで、所用により休業します。
申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

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by kobatoyakigashi | 2008-05-31 23:25 | 店話 | Comments(0)

ピアノ

5月最終週は、出不精の私にしては珍しく出ずっぱりな週でした。
というのも、クラムボンの原田郁子さんが岡山エテパルマにてピアノソロツアー・2DAYSなんていう大盤振る舞いなライブをなさったためです。

これは行かなくちゃ!もちろん2日とも!心ゆくまで堪能せねば!というくらい、ストーカーまがいの思い入れがありました。
彼女のピアノはほんとーうに素敵です。あのような音をなぜ出せるのだろう、とCDを聞きながらいつも不思議です。ますますライブに行きたくなるというもの。
生で聞けて良かったなぁ…といまだ消えぬ余韻。

すぐそこで弾いているピアノの和音と、雨が樋をつたうじょびじょびという音と、窓の雨粒と、郁子さんの羽織る服の裾がゆれるのと、彼女の影。
目の前にいるこの人の中に、この音と声を出す源が確かにあるのだということが、なんだかすごいことのように思えました。
原田郁子さんは大変チャーミングな方でした。かわいらしい。

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ライブの前に仕上げていたのが、このかご。店用自転車のための。
楕円で編みました。

外仕様なので、表面をつやなしニスで仕上げています。


f0131641_20291749.jpg座る側から見るとこんなふうに取り付けてある。ステンレスのUねじと細い革でなんとか留めました。

革はご近所の、革工房バロールさんのもの。
きれいなナチュラルカラーが籐とよく合います。籐も革も色つやが変わっていくので、それもまた徐々によい味になってくるのでは。

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そして本日の仏像は平等院鳳凰堂阿弥陀如来。
ついに阿弥陀如来のご来迎でございます。ありがたやありがたや。

仏像消しゴム判子を彫るきっかけとなったのが、浄瑠璃寺の阿弥陀如来坐像内におさめられていたという摺仏(すりぶつ)でした。かわいーんだ、これが。
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by kobatoyakigashi | 2008-05-30 21:27 | 課外活動話 | Comments(0)

怒髪天を衝いているつもり

f0131641_2254484.jpg本日の美術部より、仏像消しゴム判子7作目。たしか7作目だったような。

三仏寺(鳥取県)蔵王権現より拝借。
実物はもっと重々しいのですが、私が彫るとなんだか軽ーいお兄ちゃんになってしまう。
ファンキーに踊っているように見えるのはなぜ。

ものの本によると役小角行者と浅からぬ関係があるらしいのだが、何度読んでもよくわかりません。専門用語だからなのかなぁ。ウィキペディアで見てもよくわからなかった。

ひとくちに「仏像」といっても、神仏習合やヒンドゥー神や釈迦の弟子やらなんやらかんやらで、しかも化身になったりするし、とても複雑なのでした。
でもそこはあえて理解しようとせず、なんとなく心惹かれる仏像を、心のむくまま彫っていこうと新たなる決意。

こういうことに血道をあげていると、周囲がだんだん無口になるんですよねぇ。
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by kobatoyakigashi | 2008-05-25 23:18 | 与太話 | Comments(0)

小夏とバナナ 2

月末の雨の土曜日。あからさまに暇かげんが予測できるこんな日は、ゆっくりじっくり試作と向き合うことができる日でもあるのです。
材料の不足・高騰と製造小売業には暗い知らせの多い昨今とはいえ、ぼちぼち夏メニューに移行していかなくては。そのためにはまず試作ありき。
そんな条件がそろいましたので、久しぶりに変な試作品を作ってしまったのでした。

f0131641_21323856.jpgバナナクリームと小夏のロールケーキ。
5月の始めに作っていたバナナのジャムと小夏のシロップ煮を同時に使ったお菓子。

最初の構想では、「小夏のロールケーキ」といういかにもさわやかなお菓子ができるはずだったのだが、どこで道をふみはずしたのやら??
バナナのジャムを生クリームに混ぜてみたら、きっと「あの味」(内緒)!と突然ひらめき、さすれば柑橘と合わせればねっとりの甘さもすっきりするか!と思いつき。

できあがりを試食してみての感想ですけれど、
小夏は生地に混ぜた方がよいなぁ、とか
バナナクリームだけで食べるのならブッセにするのがきっと一番おいしいだろうなぁ、とか
応用・発展につながるお菓子になったということだけは明言できます…。
(久しぶりの試作品がこれかよ!と思わんでもないが。)
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by kobatoyakigashi | 2008-05-24 21:48 | 試作新作 | Comments(2)

つれづれ

倉敷ではこの土日は、近所の神社の春季祭りでした。お天気もよく、人出もそれなりに。
春季祭りなんてあるのねと最初は驚きましたが、あるのですよ。
おみこしなんかも出て、結構賑やかでした。

f0131641_2316351.jpgこのたびの週末に向け引き菓子をせっせと焼きまくっておりました。
オレンジのバターケーキを小さい丸で60台。ずらり。
これは1個ずつ袋詰めしてリボンをかけ終わったところ。これから更に箱詰め・熨斗つけがございます。60個もあると、さすがに時間がかかります。

箱詰めもできて、お引渡しが無事に終わり、それまで店の一角をどどーんと占拠していた我が子たちがいなくなると、ほっとすると同時になんとなくしゅんとなるんだよなぁ。ま、いなくなってくれないと困るんですけどね。

引き菓子だから特にということでもないのだけれど、やっぱりこういう晴れがましいお菓子は、晴れがましい気持ちで用意したいもの。だからできるだけの力は最大限にそそぐ。一つ一つのものは小さくとも。
食べてもらったときに、いいお式だったわねーとか思ってもらえて、一瞬ほわーんと幸せがひろがるような存在であってほしい。望み過ぎかもだけど、でもできればそうであってほしい。
どうぞ末永く仲良くという祈りもこめて。

それでもって、その合間をぬってひそかなマイブーム・刺し子をしています!
大阪民芸館で買った草木染の刺し子糸を刺しまくったふきんを一枚ようやく仕上げたところ。
要は「なみぬい」(ランニングステッチというらしい)をちくちくちくちく綺麗な針目でやってけばよいのじゃ!と軽く考えていた私。運針とはかくも意のままにならぬものかと、刺し上がった直線縫いを見て愕然。
お見せできるような針目になった暁には、画像を。
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by kobatoyakigashi | 2008-05-18 23:42 | 店話 | Comments(0)

サクレツした二日

何が炸裂かと申しまして、物欲です。
倉敷市芸文館前広場で、今年で早くも3回目となる「フィールド オブ クラフト 倉敷」が開催された10日(土)・11日(日)でした。

陶芸・ガラス・染織・木工・金属・革などなど各分野を専門とするクラフト作家が全国から集まり、それぞれのブースで展示・即売をしてくださるという、作ったものしか販売していないという、贅沢な催しなのです。

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第1回から天候に悩まされたこの催しは、第3回目となる今年の一日目、大雨・低温というものすごい試練をくぐりぬけねばなりませんでした…。幸い二日目は持ち直しましたけれど、これはクラフトイベント定着のための、もはや通過儀礼なのではあるまいかという気がしてきます。いや寒かったこと。連休の真夏日がまぼろしのよう。

それでも、年を追うごとに着実にファンを増やしていると見え、悪天候にも関わらず初日の人出は決して少なくはなかったようです。

かくいう私も二日とも出かけました。それでもって見事に炸裂したわけでございます。
水滴(書道の)があったのが、とても嬉しかった。母の日の贈り物もちゃっかりここで買い求めました。それに焼き菓子のおいしかったこと。

イベントは自分で仕掛けるより、お客で行くのがやっぱり楽しいですねぇ。
来年を楽しみに、私もまた一年倉敷でがんばろうと思います。(と去年も思ったっけ)
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by kobatoyakigashi | 2008-05-11 23:08 | 与太話 | Comments(2)

バクハツした一日

f0131641_231324.jpg店を休んで、ふらりと大阪に行ってきました。

初めての万博記念公園。駅から見るともはや太陽の塔がバクハツしています。ちゃんとお会いするのは初めましてです。
カメラを持参していなかったので、この写真は公園入場券のものです。すごくでっかい。ビルくらいでっかい。太郎さんいいじゃないの!と思った。後ろ姿に太陽らしきものが描いてあります。

万博公園は広くて緑がしたたりまくりで、遠足の子どもたちもシルバーもたくさん。
それにしても目指す大阪日本民芸館の遠かったことよ・・・。

f0131641_2235330.jpgここで開催中の特別展「インド・大地の布」を見に行きました。

インドという大地で織られ染められ、刺繍される布のはなつ圧倒的な存在感です。産着すらも力強い。刺し子がもーのすごくかわいい。緻密なものはもちろんのこと、子どもの手習いかと思うような単純な図柄や刺しにすら、有無を言わせぬ力がある。生きている!という感じがする。

手仕事は美しいなぁ。それも名も無き人たちの手仕事の迫力というか・・・。こういう仕事を見ると、自分のしていることは全然まだまだだと思い知る。

こちらの売店で草木染の刺し子糸を3色も買ってしまった。きれいだったのでつい。
「紺」「かめのぞき」「浅葱」色。いずれも青。楽しみができました。

f0131641_22353951.jpg万博公園から大山崎へと移動し、大山崎山荘美術館で開催中の「柚木沙弥郎 染の仕事」展へと向かう。

大山崎山荘は山の上にあるのですが、その道をてくてく歩いていく途中、たけのこのにおいがぷんぷんしていました。ちょうど竹がびゅんびゅんのびる季節なので、柔らかいうちにどんどん切ってしまわないと、手入れがたいへんなことになる。
クスノキの開花もまっさかり。この花もくっきりとよく香る。

背の高い紅葉がさわさわときれいな青楓の色で、何本も何本も植えられていたのが印象的。秋はさぞやと想像する。

柚木沙弥郎デザインの簡潔さと美しさ、かわいらしさにうっとりとなる。色が、形が、ばしっと決まっている。それはもう。

こちらは瀟洒な建物もなかなのもので、木立の中の庭園をぐるりと歩くことができるし、別世界。近くにお寺や、駅前には利休の茶室・妙喜庵待庵もある。ちょっとした文化ゾーンなのだった。
個人的には、阪急京都線にものすごく久しぶりに乗ったことにコーフンしていました。チビ鉄もいたし!
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by kobatoyakigashi | 2008-05-08 23:30 | 与太話 | Comments(0)

山は緑 花は紅

連休が無事終わり、これで今年の仕事も半分以上済んだような気になっている木鳩屋です。
ほかはどうかわかりませんけれど、焼菓子に限って言えば、シーズン到来とは秋口をさし、クリスマス・バレンタイン・ホワイトデーあたりを含む秋冬がまさに「稼ぎ時」。
それ以降は燃えカスとまでは言わないまでも、さしたるイベントもなく、ただじりじりと毎日を繰り返すことでなんとか糊口をしのぐという日々を重ねてゆきます。

ただ倉敷という観光地の土地柄、連休はだいたい小忙しいことになっていて、それが終わるまではなんというか気を張って店を開けることになります。

つまり連休の終わりは、言い換えれば暇な日々の始まり。
そんなわけで今週はあちこちに不義理をして、お休みを頂戴いたします。

5月9日(金)までお休み、
5月10日(土)は12時から営業いたします。


悪しからず、ご了承くださいませ。

f0131641_21325484.jpg連休中の新作消しゴム判子仏像。
法隆寺金堂釈迦三尊像のうちの釈迦如来像のみ。
日本史で一番最初に名前が出てくる仏像。

アルカイックスマイルと螺髪がトレードマークでございますよ。

『カラー版日本仏像史』(美術出版社)と『文化財探訪クラブ9 仏像の世界』(山川出版社)買ってしまった!
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by kobatoyakigashi | 2008-05-07 21:46 | 与太話 | Comments(0)

小夏とバナナ

連休も終わりに近づきました。今年はなんとまぁ暑かったことでしょう。こうまで気温が上がってしまうと、焼菓子はちょっとねぇー。と私も思ったくらいですから、推して知るべし。
ともあれあと一日です。

f0131641_2145087.jpg件の小夏を、先日八百屋で入手しました。産地は愛媛と高知が主だそうで、私が買ったのは愛媛産のもの。皮をりんごのようにくるくる剥いて、さくさく切って食べます。白いところがおいしいのだとかで、果実部分はなかなかすゆい。甘夏のようなさっぱり味、でも苦味はありません。
生で食べてもよいのですが、たくさんあるのでいくつかを輪切りのシロップ煮に。

言わなければレモンに見える。
白い部分がおいしいだけあって、甘く煮ると全体にやわらこくておいしい。初夏の香りがする。

f0131641_2152480.jpgこうしてできあがった、右の大きいのとその手前の壜が小夏。
左の棒が飛び出ているのはバナナです。

余ったバナナがあったのでついでにこちらも煮る。レモン汁と砂糖とシナモンスティックをぽーんと入れて、次から次へと湧き出すあくをすくいながら短時間で。
こちらはねっとりと濃ゆい甘さ。

果物を煮るのは楽しいなぁ。
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by kobatoyakigashi | 2008-05-05 22:02 | 店話 | Comments(0)

おしらせ

昨夜のニュースで、どこぞの大臣か誰かがバター不足状態に言及し、バターを作れだの問屋は放出せよだの言っていたらしいと母から聞き、朝、朝日新聞の経済欄に目をこらしましたが「値上げ品目一覧」以外にバターのバの字もなかった・・・。
どうなっているのだろう。どうなるのだろう。
と、悶々とした状態は変わらずですが、今日バターを卸してもらえました。あーやれやれ。
まったく振り回してくれますよねぇ、オエラガタは。

ともかく、これで声を大にして。

5月6日(火)まで休まず営業いたします。

よろしくお願いいたします。

f0131641_2027106.jpg今月のマカロン。
あんずと青りんごです。さわやかな色合い。

昨日近所の八百屋で小夏を見かけました。
小夏で何かお菓子を作りたい。まずは食べてみるべし。何かひらめくかもしらん。

名前がかわいいのですよね、小夏は。
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by kobatoyakigashi | 2008-05-01 22:41 | 店話 | Comments(0)