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木鳩屋雑記

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伊丹監督作品

昨日は休業日でしたが、友人を動員して店の大掃除をしました。
普段はすることのないシャッター掃除や店内外のテラコッタ拭き、換気扇の奥の奥まで手を伸ばしてきれいにし、天井や電球まわりのほこりをとるなど、念入りに。
これも三度目の大掃除になると思うと、月日がたつのは本当に早いものです。

ところで私はお掃除グッズが結構好きで、「店の狭い収納スペースに収納可能な、折りたたみできるタイプ」のものを見つけるとつい買ってしまう。
クイックルワイパーなんてその最たるものですが、折りたたみできるはたきとかほうきとか、分解するとすごく小さくなるクリーナーとか、年々掃除道具が充実しております。
そうそう、今年はついに小型掃除機も買ってしまったのですよねぇ。


全然話は変わりますが、先週ずっと伊丹十三監督の作品を放映していたのを見ていました。
「お葬式」は残念ながら見逃したのですが、「マルサの女」「マルサの女2」「ミンボーの女」「スーパーの女」「マルタイの女」といった一連の女もの。
それを母とずっと見ていて、どれがよかったとかいう話をしたとき、母はミンボーの女、私はマルサの女の最初のがよかったと意見しあいました。どっちもおそらく宮本信子さんを見ての好み。そして「宮本信子さんはほんとうにきれいな女優だねぇ」という意見で一致しました。

マルサでは赤いネクタイをしめてぱりっとしていた津川雅彦さんが、作品を重ねるごとにだんだんうらぶれてきて、マルタイでは人生に厭いてしまっていたのが悲しかった。
彼の役どころが監督自身の投影なのだろうか…とか。いやいやそんな安直なものではないのでしょうけれど。ついそんなことを考えてしまった。


さて、じきに2007年が終わり、新しい年になります。
2007年はイベント準備に始まり、新しい風のふいた年であったように思います。
来年もがんばっていこうと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
よいお年をお迎えください。
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by kobatoyakigashi | 2007-12-31 17:23 | 与太話 | Comments(0)

クリスマスが終わりました

f0131641_0515662.jpgクリスマスのいろいろすべてが終わりました。

今年は生クリームのショートケーキをクリスマスケーキにするという、ケーキ屋なら普通の、しかし私のような店の者にとってはエポック・メイキング的なことにしてしまったため、全部のケーキを作り終えたとき、ものすごーく「俺、頑張ったぜ!」という達成感がありました。
f0131641_0535535.jpg開店の頃から木鳩屋の所業をご存知の方々はよーくご承知のことと思いますが、私は甘いものと生クリームがひじょうに苦手で、スポンジケーキやババロアなどは食べるのも作るのも最後の最後まで手をつけない分野のお菓子です。

しかしもちろん菓子屋が仕事である以上、好きの嫌いのなんてタワゴトです。
f0131641_0541883.jpgそれに実際作る機会と回数が増えるにつれて、苦手なものは減ってくるのです。むしろ楽しくなったりする。不思議なことに。

そんなこんなで遅まきながら、今年はクリスマスケーキというものが登場したのでした。
三度目のクリスマスにして、ようやく。
ご注文くださった方々、ありがとうございました。

飾りは苺とジンジャーマン君、それに柊(星とか雪とか言われていましたが)のマカロンです。12月のマカロンなので、柚子クリームでした。
ジンジャーくんは皆、顔と蝶ネクタイにボタンをつけておりましたが、一人だけカツラをかぶった子がいたのです。名づけてヅラジンジャー。
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by kobatoyakigashi | 2007-12-28 22:41 | 店話 | Comments(0)

セロリ噺

突然ですが私はセロリが好きです。

以前映画で見たことのある食べ方、「スティックに切ったセロリに味噌をつけて食べる」(味噌ディップです)というのを見てうまそう、と思い試してみたら本当においしくて、以来よくそうやって食べるようになりました。

それで今日もセロリを味噌(次女の母製の、特製あわせ辛味噌)で和えてサキサキ食べていたときに、ふとこれに海苔も入れてみる気になって、味付海苔をちいさく千切って混ぜて食べたらまたうまかった。磯の香りとセロリの香り。
そうだ納豆とも合いそうだ、と思い納豆と一緒に食べてみたらこれまたうまかった。
そんなわけで今日のお昼は「海苔とセロリと納豆の味噌和えのせオープンサンド」でした。

納豆もセロリも香り(におい??)がしっかりしている物同士で合うんじゃないかしらん。
セロリを食べると、自分もセロリのにおいになりそうなところも好きです。
まぁそんな他愛もないはなし。

f0131641_2393157.jpg本日のお誕生日ケーキ。

この時期はさすがに総いちごです。
紅白でめでたくかわいい。
これからもどうかすこやかに。
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by kobatoyakigashi | 2007-12-20 23:12 | 店話 | Comments(0)

今日も明日もあさっても

12月に入ったころからなんとなく慌しくなってきて、そろそろ佳境にさしかかっています。
今年は22・23日が土日で月曜がイブなので、クリスマス期間が長いのです。
慌しさと共にやってきたのは、腰痛と左股関節の痛み、それに肩こり。11月のイベントが終わったらそろそろ、と思っていた整体にも行く隙がなく、そのまま体力勝負の季節になだれこんでしまいました。
これではいけないと思い、念入りにストレッチをするよう心がけています。開脚して左に体を倒すたびに、骨がごりごり言うのはなぜ。そういえば左足がたまに、もつれた??と思うようなときがあります。まずいなー。

それに加えてこの時期、最も恐怖なのが風邪。そしてインフルエンザ。
お願いだから免疫よ頑張ってくれたまい、と手を合わせる気持ち。せっせとうがい・手洗いに励んでいます。単に予防接種を受けにいく余裕がないだけですが…。

それでも笠岡まで出かける休日。17日に行って来ました。
f0131641_010439.jpg

以前ちらっと書いたことがある、造形作家川埜龍三さんをはじめとする創作集団によるイベントです。木鳩屋にある雲と枝の作者でありテラコッタ彫刻家である永岡かずみさんや、木鳩家の四女とその背の君も出展しています。(どうでもいいですけど、エルパティオ以来、「長女」だの「次女」だのと名乗るほうが通りがいいことが多いです。妙な感じです。)

空中ブランコに乗せてもらって、年甲斐もなくヨロコぶ私。
ちょっと風変わりな遊園地のようでもありました。

倉式#4 regeneration「最・構・築」
笠岡の蔵にて
AM10:00-PM9:00
24日(月)まで
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by kobatoyakigashi | 2007-12-19 22:55 | 与太話 | Comments(3)

クリスマス・キャロル

本日、ようやくクリスマス菓子3種が出揃いました。やれめでたや。
シュトレンとジンジャービスケットは(私にしては)比較的早くに出せていたのですけれど、ミンスパイだけがなぜか後回しになってしまい。ミンスミート(といっても肉に非ず。りんごとドライフルーツをスパイスや柑橘果汁、それにブランデーと漬け込んだものです)の準備が遅かったせいもあります…。これは2週間以上熟成期間を持たねばならぬ、時間のかかるヒトなのです。

 まぁそれを言うと、イベント以後~クリスマス準備期間が短いということをすっかり失念していたのがそもそもねぇ。

f0131641_034712.jpgお待たせしておりました、これがミンスパイです。やきたて。

イギリスでホームステイしていたときに、大家さんのおばあちゃんが「大好物」と言いながらぱくぱく食べていました、ミンスパイ。彼女はイタリア系と聞いていたので、イギリスの食べ物をおいしいと言えるなんて、年とともに人間ってこなれるのね、と感心したものです。
そういえば食事の仕度は純粋イギリス人(イングランド人??)のおじいちゃんがほとんどしていた気もする…。

f0131641_0344331.jpg上のミンスパイは、このように店頭に並びました。
後ろにあるのはディケンズの『クリスマス・キャロル』。ベタです。

1月末くらいまで出す予定です。どうぞよろしくお願いいたします。
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by kobatoyakigashi | 2007-12-14 22:25 | 試作新作 | Comments(0)

水の情景

懐かしい我が家(??)、本町のエルパティオクラシキにて開催中の、
神崎士郎写真作品展「たましふる」に行きました。
初日にも行きましたので、実は2回目です。
エルパティオの不思議なところは、何度でも訪れたくなる場所であるということ。もちろん主催側にとっても、とても居心地がよくあたたかみのある場所でした。五姉妹展の間中も終わってしまってからも、ずーっといたいくらいだった。

写真家・神崎士郎さんは、木鳩家五姉妹・四女の背の君でもあります。

f0131641_20485586.jpgDMにも使用されているこれはフランス人百日行者の足だそうです。
この足はギャラリーに入ってすぐのところにも違う構図の写真がありました。
美しかった。

「日、月、星、霜…」や「青空といっても青色だけではないのだということを気づかされる」といった何気ないキャプションにはっとすることが多かった。
選ばれることばたちのリズムか響きもあってか、写真の色や温度があざやかに際立つような気がしました。ことばと写真の響きあいでしょうか。

作品を見ているのに、見ているのはその情景や音ばかりでなく、作品を作った人の精神というか魂というか…。また更に、それを受けとめる自分自身を見ることでもあるのかな。

f0131641_21135944.jpgそしてちゃっかりハガキにサインをお願いしたところ、こんな素敵な絵が!
「マカロンUFOやで~」だって!ちょっと!

私だけが楽しめるよう、厨房にある冷蔵庫の側面に貼っています。いいでしょう~。


神崎士郎写真作品展「たましふる」
12月9日(日)まで
am10~pm6
EL PATIO クラシキ 倉敷市本町8-33
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by kobatoyakigashi | 2007-12-07 21:26 | 店話 | Comments(0)

キャベツの列

f0131641_155830.jpgいつものことですが、生クリームの在庫がだぶついてきたので、なんとかすべくシュークリームを作りました。それがこれ。

ずいぶんたくさん生クリームを使うレシピだなぁと思いながらカスタードを練ったのですが、予想どおりというかずいぶんたくさんのクリームができました。シュー皮いっぱいいっぱいに詰めても半分くらいしか減りません。そんなわけでシュー皮を焼き足し、なんとか全部のクリームを絞りきりました。写真のシュークリームはだから、作った総量の半分です。

f0131641_161638.jpg近づくとこんなふう。こうして見るともくもく加減が雲のようにも見えます。

シュークリームは我が母の十八番菓子でして、小さい頃からのおやつとして思い出深いお菓子です。
それゆえになんとなく自分で作ろうという気持ちには滅多にならず、作らないものだからいつまでたっても上手にできるようにならず、自分でも「それって菓子屋としてどうなの?」と首をかしげるのでした。だから今回のこれも「まかない」として、近隣のヒトビトや折りよく訪れた友人たちにせっせと配って終わりました。
いつの日か、シュークリームを店に出すことはあるのでしょうかねぇ。
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by kobatoyakigashi | 2007-12-02 22:03 | 試作新作 | Comments(2)

柚子風味の

12月です。今朝は少し冷えました。コートをひっぱり出して着ましたもの。
いよいよ年の瀬が近づいてきましたね。菓子屋はシーズン到来です。

最近、なぜか菓子を作るのがとても楽しい。それも今まで何回となく繰り返し作ってきたいつものクッキーやケーキなどを作るのが、なんかよくわからんけど心楽しい。生地を混ぜるだとか、卵を割るだとか、ドライフルーツを計るだとかの作業ひとつひとつが、楽しい。

「あんたはそうやって毎日お菓子作ってられればそれで幸せなんだろう」と言われて、「そんなことはないです」と反発したものの、後で思えば「うーむ、そうかもなぁ」という気もしました。
以前はそんなことはなかった。何が違ってきたのかは謎ですが、エルパティオクラシキでのイベントがひとつの鍵だったような気がします。
ともあれこの体力勝負の時期、そういう気持ちで作ることができるのはとてもいいと思う。できればずっとそうでありたいものです。

今日はクリスマス菓子かマカロンか、でしばし考えて、マカロンをまず先に出すことに。
12月のマカロンは柚子風味のクリームです。柚子マカロン。

f0131641_2239646.jpg右の黄色い人が柚子さん。

柚子の酸味と苦味がさっぱりさわやか。
柑橘系がおいしいのも冬だし、柚子なんてまさに冬の果物だし、結構気に入った出来上がりです。
柚子なんていうとちょっと和風のお菓子みたいですね。

お隣は11月から引き続きのモカマカロン。
こちらはコーヒーの苦味とラム酒の、大人の味。
12月いっぱいはこの組み合わせです。よろしくお願いいたします。
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by kobatoyakigashi | 2007-12-01 23:13 | 試作新作 | Comments(0)