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木鳩屋雑記

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おまめさん

金木犀にはまだ少し早いですけれど、
枝にそーっと小さなまだ青いつぼみがついているのを発見。
木の前を通ったときに、なんとなく一瞬香りがしたような気がして、
じーっと探してみたのです。
きっと気のせいでしょうが、もしかするとつぼみのつぼみくらいのときにもう香りのタンクみたいなものに「香り」を溜めはじめていたりするんじゃないのかしらん、などと思ったのでした。
金木犀が咲く10月まであとわずか。

f0131641_21551653.jpgここ数日、暇をみつけては豆本をせっせとこしらえています。
豆本というのはその名のごとく、小さな本のこと。私が作っているのは3.5×5センチほどの大きさのもの。A4用紙を6回ほど折った小ささです。

なぜそんなものを…という理由は10月になってから明らかにいたしますが、実はこれ、9月中に製本まで終わらせる予定でした。それがコンテンツの手直しにつぐ手直しで、予定が大幅に乱れ今にいたっております。困ったものです。ようやく今日から本格的に製本作業に入ったところ。
ちなみに5冊製本するのに2時間くらいかかります。予定では55冊だから、えぇと。

画像はA5用紙に割付した状態のもの。縮小しているのでますます読めません。
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by kobatoyakigashi | 2007-09-29 22:10 | 木鳩会 | Comments(0)

共有する美術

f0131641_0531088.jpg丸亀の猪熊弦一郎現代美術館へ行きました。
企画展「エルネスト・ネト展」がお目当てです。

体験型の作品ということで、実際に触ったり寝転んだり着たり巻いたり投げたり踏んだり…と楽しみ方がたくさん。布でできた迷路のような会場に入り、ほにゃほにゃした世界を楽しむという、ちょっとおもしろい特別展でした。

連休ということもあり、小さな子どもが多かった。
私は一人で行ったのですが、これは誰かと一緒に、特に子どもと一緒に行くのが一番楽しめるのではないかと思います。
誰かと共有することを全身で味わう美術。
なんだか甘ーい気持ちになる。
会場の人たちはみな思い思いに楽しんでいました。ついごろごろ寝転がってたらーんとしてしまうのだな。

重しにもなっているという、ターメリックとクローブの80キロネットがすてきです。
「くせー」などと言われていましたが…。私はよい香りと思ったので、まぁ嗅覚もさまざま。鼻はちょっとむずむずしますけれどね。
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by kobatoyakigashi | 2007-09-24 22:50 | 与太話 | Comments(0)

夕立

午後の作業もひと段落し、そろそろお茶でもしばくか、という頃どどぉっと雨が降り出しました。夕立です。同じ市内でも家の方は降っていなかったそうなので、局地的なものだったようです。それでも夜がうんと涼しくなって、風が少しひんやりする。
街路樹の欅が、場所によっては赤くなりかけだったりということに気がついたりする。9月ももうわずか…ということはあと10・11・12月しか残っていないのですねぇ。あぁはやいはやい。

f0131641_1163473.jpg本日のお誕生日ケーキ。
アンパンマンを初めてかきました。こういうシンプルな曲線をひくのはとても緊張する。緊張するけれどきらいではない。少し複雑だとまた難しい。でもきかんしゃトーマスを描けと言われてもきっと喜んで描くでしょう。
つまるところお絵かき体質なのです。
中はバナナとキウイフルーツです。

夕方、お客様あり。駄目かなぁと半ば諦めながらもずっと楽しみにしていたことが実現するかも…という流れをいただけた気がする。忘れられてなくてよかったー。
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by kobatoyakigashi | 2007-09-23 23:28 | 店話 | Comments(0)

ぎざぎざさん復活

今朝、出勤途中にある小学校が運動会をしていました。開会式だった。
運動場に万国旗がはためいて、お父さんやお母さんたちがぐるりと周囲で眺めている。
赤い帽子白い帽子。
秋晴れで、よい運動会になったことでしょう。しかし小学校の運動会って10月じゃなかったっけ??ずいぶん早まっているような気がします。記憶ちがいでなければ。
ともあれ今日も暑い瀬戸内地方でした。

9月も半ばを過ぎ、暑い暑いとは言ってもメニュウは秋に移行中です。

f0131641_21401132.jpg夏の間お休みしていたカヌレがようやく復活しました。その隣はいちじくマフィンです。
このひとたちが並ぶと、あーやれやれって気持ちになる。またこのひとたちを作ることのできる季節になってきたと思うと。カヌレは土日のみ焼いています。
いちじくの生りが今年はよくないので、いちじくマフィンも様子を見ながら少しずつですが、どうぞよろしくお願いいたします。
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by kobatoyakigashi | 2007-09-22 21:53 | 試作新作 | Comments(0)

籐細工

トップページに写真を掲載しているチェリーコスモスは、その後順調に咲いては枯れ咲いては枯れをくりかえし、今3回目の開花期に入っています。
全部咲ききって、終わったかな~と思ってもよくみると、ちーちゃい蕾がこそっとできていて、やがてそれがぷくぷくになってきて、ある日再び咲き始めるのです。
店に置いたままだと日照不足で一輪も咲かないのに。
よく咲くねぇと母と感心している今日この頃です。

少し前から、かごを編んでみたくて、ついに習い始めました。籐細工です。こんなの。
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最初なので、両手より少し大きいくらいのパンかごを。
新しい籐なので白っぽいですが、年数がたつにつれあめ色になってくるそうです。
配達用の大きい大きいかごをいつか編んでみたい。自転車のかごだとかも。蓋つきとかさ。
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by kobatoyakigashi | 2007-09-18 23:06 | 課外活動話 | Comments(4)

渋皮煮の栗

空調についに2度目のエラーが表示されてしまったので、観念してメーカー修理をお願いしました。
原因もはっきりし、無事解決できてひとあんしん。
空調の不備だとか、こういう本当にちょっとしたことで、どんよりと気苦労を背負いこんでしまう因果な性格…。もーだめだーと思うこと実に頻繁。何がだめなんだか、と後から思えばたいしたことはない。でもそのときは、小さなことに追い詰められてしまっている。
些細なことというのは全然あなどれないのです。

f0131641_194635.jpg栗が出てきましたので、渋皮煮にしました。
鬼皮だけをきれいに剥くこの栗剥き作業が私は大好きで、昨日は午後中これにかかりきりでした。皮を剥き終えたら、2度ほどタンサンを入れて茹で、あくを出しつつスジなど皮をきれいにとります。それから砂糖を入れて煮ればほどなく出来上がり。
背後でさかさまになっているのはバナナシフォンケーキです。入ってしまった。

f0131641_110877.jpgその渋皮煮を使ったのがこの渋皮栗のバターケーキ。
栗をざっくり切って混ぜます。三温糖やアーモンドプードルを使うので、こっくりした味わいがあります。

秋のケーキが今年も始まりました。
今年は何度栗を煮られるかしらんと楽しみなのです。
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by kobatoyakigashi | 2007-09-14 22:04 | 試作新作 | Comments(2)

お風呂祝い

そんなお祝いがあるのかどうか。
先週はじめから始まった自宅の浴室改装もほぼ完了し(残すは脱衣場の天井と壁、あとは外壁)、ぴかぴかの内風呂を使えるまでになりました。
造りがいろいろ近代化しているので、前近代に慣れた身にはちょっとした風呂維新です。
たとえば洗い場に鏡がついているとか、常に換気扇がまわっているとか、湯船が浅くて長いとか、シャワーのホースがはずれる気配もないとか、排水溝に目隠しがしてあるとか、浴槽用とシャワー用のカランが別個になっているとか、床や壁がタイルじゃないとか。
ひゃーとかわーとか言いながら、使っています。

そうそう、お風呂祝い。
お風呂を直したら、知人(親戚など)を呼んで新しくしたお風呂に入りに来てもらい、客が入浴中にうどんを差し入れてお風呂場で食べてもらう…というお祝いをする。
客は湯船につかりながら、もちろん素っ裸でうどんを食べる。
この際のうどんは「ざる」ではなく「かけ」らしい。(どんぶりを持ったままで食べられるから)
そういうお祝いの仕方をするそうです。

残念ながら、私はこういったお祝いに参加した記憶がない。
母曰く「大抵そうする」そうです。母はあちこちで参加したことがあるらしい。
しかし我が家はそういうフォークロアな行事を主催する家ではないので、おそらくしないでしょうね。でもちょっとおもしろそうでしょう。やってみたいけどなぁ。
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by kobatoyakigashi | 2007-09-13 23:12 | 与太話 | Comments(7)

無花果

夏の間だらけきって少なくしていた作業の量を、秋になって元に戻すのがたいへんな今日この頃です。やはり少し気温が上下するだけで、粉のお菓子⇔水のお菓子の間を行き来するのが味覚の不思議というものなのでしょう。売り場の動きがすこし早くなり、じょじょに作らねばならぬ量が増えてきました。ありがたいことです。

それにしても厨房にいることがさほど苦にならなくなったのはありがたい。季節の変わり目は、特にシフトアップするようなときは、少しばかり力が要ります。切り替え力というか、体力もですけど。
これからが焼菓子のシーズンなのだからして。焼かねば。

f0131641_22334312.jpg季節のジャムです。いちじくを煮ました。
ほんのちょっとだけ。

今年は我が家のいちじくの木は虫にやられてしまったと母曰く。ということは、実が例年ほどたくさんは生らないだろうから、いちじくジャムもおそらく少なく、従っていちじくのマフィンもどうなるのだろう…という状況です。
今まで多すぎたような気もするので、今年くらいはゆっくりでもいいかな、と私は思うのですが。あ、でもいちじくのタルトは作りたいなぁ。

そういえば柘榴がずいぶん赤くなった。
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by kobatoyakigashi | 2007-09-12 22:46 | 店話 | Comments(2)

空調の調子が…

すっかり涼しくなりました。
朝晩は半そでだとすうすうして、くしゃみ連発です。

そんな今日この頃、店の空調をどうするか??がちょっとした頭痛の種。
外気温が下がっているので、冷房では温度設定が難しい。
かといって送風やドライだとなんだかむわーんとするし。オーブンがまわっているときなど特に。冷房ですらなんだかむわーんとしているのに。

というのは、最近どうも空調の調子がいまいちで、ついに先日エラー表示なるものが出て、あわててサービスセンターに電話などかけてしまう始末。(エラー表示自体は電源をリセットすると消えたのと、電話受付嬢の提示した出張点検費の高額さに打ちのめされて、もう少し様子を見ることにした)
扉を開け放したいのはやまやまなれど、うぅむ…というところ。なやむ。
こんな理由でも、早く秋が深まってほしいのでありました。

f0131641_22282325.jpg少しずつリニューアルしているクッキーのラベル。
これはチョコレートサブレ用とオートミールビスケット用のもの。ほかにバターサブレ用、ココナツサブレ用、イングヴァーツンゲン用もそれぞれ作って、もう店では使っています。

オートミールは燕麦とも言います。その穀物の形で。チョコサブは分かりやすくもカカオ豆ですね。植物などを描くときは一応ちゃんと調べます。出来上がる絵はたとえ稚拙でも。

画材には、クレヨンと色鉛筆を混ぜて使います。
シール台紙などではなく、クリーム色のコピー用紙に印刷して切って使う。のり又はボンドで接着。ますます手作業の範囲が広がっていますねぇ。暇でなければできません。とほほ。
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by kobatoyakigashi | 2007-09-11 22:45 | 店話 | Comments(2)

事後報告

「死にものぐるいで日常を取り戻す」(よしもとばなな)と書くとちょっと大げさかと思いますが、先週土曜の夕刻に商店街内で火災がおきて、今も現場ではその後片付けの真っ最中です。

とはいえ木鳩屋に類焼が及んだわけではないのでご安心を。周囲が騒然としているぶん、うちはなるべく平常どおりの営業をと思って開け続けていました。

火事になって、目の前で大火にまかれていくお向かいとその両隣の店店を見たときにはさすがに動悸が打ちましたが、もしや火が通りをはさんだこちら側に燃え移ったらということも頭をかすめつつ、消火活動の邪魔になると言われシャッターを降ろして避難していました。
2時間以上たってようやく火が落ちて、煙もおさまって、火事の片付けや掃除が始まると、なんとなく言いようのない気分になってきて、ひとり厨房でどーんと落ち込んだり。
大きな火は確かにこわいけれども、それよりも火が持ち去ってしまったたくさんのものに対して、何も言えず、何もできず。なんと無力なのだと自分に対する歯がゆさの強かったこと。
この一週間、そんな無力感の中で過ぎてしまいました。
私もしばらく店を閉めてようかなぁと思いつつも、なぜかこういうときに限ってご注文やら何やらで閉める機会を逸してしまったということもありますが。それに材料の賞味期限とかもあるもので。なんだかんだで。

毎日繰り返すことが、ずっとあるわけではないんだなぁと改めて確認したような気も。自分がやめるときのことばかり考えていたけれど(よく考える)、そうでない転換点もあるのでした。
仕事をしながら、お菓子を焼きながら、そういう作業がぜんぶ日常を取り戻すためのリハビリみたいになっていたような。だからやはり、開け続けていたのは良かったのかもしれません。

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そんな一週間目のリハビリ作品。

明日9月9日(日)は所用により、
臨時休業いたします。
あしからずご了承くださいませ。
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by kobatoyakigashi | 2007-09-08 21:07 | Comments(0)