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木鳩屋雑記

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セサミンたっぷり

李の収穫期に入ったと見え、我が家では連日のように母がスーパーマーケットの袋をいっぱいにして畑から帰ってきます。
到来物にもいろいろ頂きます。
種類もさまざまで、果実の黄色いもの赤いもの、皮の赤いもの青いもの、すっぱいものさほどでもないもの。共通しているのはあの快く甘い香り。
すっぱーい李を朝一番寝起きにぱりっと食べると、酸味が脳に直通して目が覚める感じ。時季もの~。

こんなにいっぱいあるのだから、何か作れないだろうかとは考えるものの、結局生でばりばり食べてしまいます。バラ科のならわし??としてジャムにするとよいかもしれませんが。

本日の練習パン。
f0131641_036859.jpg黒ごまつきハードロール。いつもの堀井和子さん本より。
今気温が30度前後で湿度も高いため、発酵の状態はとてもよいです。うっかりすると発酵過多になるので注意が必要なくらい。もたもた成型していると、その間にどんどんふくらむ生地。手早く手早く、でも雑にならないようにやさしく扱う。
パン生地は赤さんのよう。
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by kobatoyakigashi | 2007-06-30 22:26 | 試作新作 | Comments(0)

新顔さん

f0131641_21111438.jpg以前にも書きましたが、長らく使ってきたクグロフ図柄の判子が磨耗してしまったため、新たな判子を作製しました。今度こそちゃんと使えるものを作りたい、と念じながら作ります。いや前のも今まで彫ったのも使えているんだけど。そういう意味でなく、えぇっと…「きちんとした印象を与える」と(自分では)思えるような、てことです。
あと、せっかく彫ったのに気に入らないということもままありますゆえ。そういう判子はお蔵入りの憂き目に遭うため、また新たなる図柄を模索せねばならなくなり、余計に時間がかかってしまいます。「可なり」と思うものはなかなか出てきませんけれど、必ず出てくるものでもあります。それをじっと待たねばよいものはできません。たかが消しゴム判子とはいえ。

今度の図柄は三本のオリーブ。そのうち一本はサブレから生えているというもの。
お立ち台(懐かしいなぁ)ではありませんのです。
それでそろそろ新しい色が欲しくなって、スタンプ台を文房具屋さんでいくつか買い求める。色の名前は素敵です。名前で買ってしまうことが多い気がするな。「セージ」「ヒヤシンス」「マウンテンレイク」などどれもよいが、「せんざいみどり」なんて、それだけで即買いしてしまう。にくし!

くちなしの花が見ごろを迎えています。
ふわんとよい香り。
この時期になると「くちなしの~白い花~~お前のような~は~な~だああった~~」とつい口ずさんでしまう私。大学時代の友人がよく歌っていたもので…。とほほ。
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by kobatoyakigashi | 2007-06-28 21:22 | 店話 | Comments(0)

炎の人

本日も休業日。
f0131641_21412764.jpg岡山県立美術館で開催中の特別展「河井寛次郎展」に行きました。
民芸運動など倉敷とも浅からぬ縁のある河井寛次郎。
重厚な作品がとても多いです。しかしそんな中で、私の目にとまったのは黄色い茶碗だったりキミドリの蓋物だったりと、ちいさな作品ばかり。「使うなら」という視点で見てしまうからでしょうか。
大きいお皿や壺なんかだと、「これに料理を盛るのか…」とか「これに水を入れるのか…」とか「これを洗うのか…」とどうしても考えてしまう(重そうなので)。要らざる心配。

呉州(ごす)や辰砂(しんしゃ)といった陶芸用語がうつくしい。前者は青、後者は赤の色だそうです。
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by kobatoyakigashi | 2007-06-26 21:54 | 与太話 | Comments(0)

牧野植物園

高知に行きました。
先日来店されたテラコッタ彫刻作家のNさんに「よかったです!」と評された、キルト作家秦泉寺由子さんの特別展を見に、牧野植物園へ。
植物学者・牧野富太郎博士ゆかりの植物園です。

f0131641_22484475.jpg副題に「植物の神彩」とあるように、青竹から染める「神彩の白」が白眉。
展示の要であります。
やはり作品として「大きい」というのは、それだけで「いいなぁ」と思いました。
もちろん大きいだけじゃだめなんだけど…。大作が好きです。
なんとなくですが、ミロの絵を連想しましたっけ。色あわせの妙を満喫いたしました。

7月1日(日)まで
期間中無休

そして会場のある高知県立牧野植物園。
f0131641_22492763.jpg牧野博士のことをほとんど知らない私でも、五台山にあるこの気持ちのよい植物園をおさんぽ気分でぶらぶら歩いてまわるうちに、すっかり「牧野先生ファン」に。
等身大写真パネルがあるとは噂に聞いておりましたが、もう本当にアイドルのようです。写真集まである。すごすぎる。学問の業績にとどまらず、それだけ魅力溢れる人だったのだろうなぁ。きのこを両手に持って踊る姿なんて、あぁ!あの大いなる笑顔に心つかまれない人がいようか。

ここは建物もきれいで、ごはんもお菓子もおいしかったし、回廊の途中にお遍路道なんかもあり、温室もおもしろかったし、楽しく過ごせました。
温室では手入れをされているおじさんに「この葉っぱ、きれいだと思いませんか」と、大きな黄葉した葉をもらう。きれいです。

牧野先生がにこにこしながらその辺りから出てきそうな気配がそこここに。
鷺のコロニーなんて珍しいものも見られたし、おもしろかった。
桂浜にもはりまや橋にもゆかず、植物園で過ごす高知の一日でした。
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by kobatoyakigashi | 2007-06-25 22:41 | 与太話 | Comments(4)

お裁縫

夏になると、まるで覚醒したかのように洋裁に目覚める私。
一昨日の休みは朝から晩までまるまるワンピースを縫うのに費やしました。ついでに普段着のスカートも一枚。こちらは15分くらいでできる簡単な。
夏に着る服をなかなか買いに行けないというのと(夏服に限らず、服を買うという行為自体非常に稀である)、お値段と好みが釣り合わないというのと、それなら布地を買って自分で仕立てれば誰にも何にも文句は言えまい、というのが主な理由。
とはいえ、大抵一枚縫うと満足してしまうのですが。やはりお裁縫に対する思い入れはさほどでもないと見えます。厳密な手順もさることながら、3‐Dの世界が苦手なんですねぇ。空間図形とかz軸とか出てくるともー。

本日のお誕生日ケーキ。
f0131641_032753.jpgチョコレートクリームとさくらんぼ。
中はバナナです。
チョコレートが大好きなお嬢さんなのです。
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by kobatoyakigashi | 2007-06-20 22:19 | 店話 | Comments(0)

カイザーさんたち

夕方、西の空が紫がかった桃色のような、すごい夕焼けでした。
しかし私の帰る方角は真逆だったため、残念ながらゆっくり眺めることはできず。
夏至がもうすぐ。

本日のパン。
f0131641_2125435.jpgカイザーゼンメルです。
名前をそう記憶していますが、もしかしたらただの「ゼンメル」かもしれない。調べたらはっきりするでしょうけれども。
明らかにしてしまうのもつまらないので、このパンは「カイザーゼンメル」ということで。

配合はいつもの堀井和子さんのパン。粉と砂糖と塩、それにドライイーストだけのハードな。私はこの配合で作るパンがとても気に入っています。
トースターなどで焼きなおすと皮がぱちっとかたくて、粉の風味がかぐわしいおいしいパン。
堀井さんは小さい丸に成型するので、そこまでは本に倣って、私はそれを更に丸くした生地の上からぎゅっとゼンメル型を押しつけて、こうなるわけです。

焼き上がったのを籠に盛って冷ましていると、「パンも作られる?」とよく訊かれます。
作りますが売るまでにはまだまだ。
それに売るとなるときっちりせねばならないことがたくさん出てきますので、できればこのまま気の向いたときに楽しく焼くだけにとどめておきたい。ご理解ください。
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by kobatoyakigashi | 2007-06-16 21:18 | 試作新作 | Comments(0)

下駄はきもちよい

倉敷市本町のお蕎麦やさん「さくら」斜めお向かいの民家(??)にて、期間限定の下駄屋さんが営業中です。今日から17日(日)まで。時間は10時から6時です。

今朝は倉敷市民会館で佐藤初女さんの講演を聞きにいき、その帰りに下駄屋さんに立ち寄ってお買い物。下駄と鼻緒が別々になっていて、それぞれ自分で選べます。
私は歯が二枚ある楕円の桐(おそらく)下駄に、男物と思われる青地に茶縞の鼻緒をあわせてすげてもらいました。「しぶくてよい下駄になりましたね」とご主人は言ってくれましたが、母には「ばーさんの下駄みたいな地味さ!」と言われてしまった。「地味」と「しぶい」ではずいぶん違う。
カラコロカラコロと、下駄の音はいいですね。私は裏にゴムの貼られているのがいやで、裏も全部木地のを探して選びました。

そうですそうです。初めて佐藤初女さんにお会いしました。
会場はほとんど満席ではというくらい、たくさんの人。
初女さんの声はふんわりしていて、青森弁(弘前弁?)がかすかに混ざって、とても心地よかった。奈良さんの映画を見たときも思ったこと、ここでも方言の力を思い知る。

もう一つ催し物のご案内を。
f0131641_2215308.jpg民藝館で、今日から始まった特別展「親子で遊ぶ玩具展」です。
あす6月16日(土)には、13:30から「こまを作って遊ぼう!」というワークショップがあります。
会期は9月9日(日)まで。上記以外にもワークショップがいくつかあるよう。おもしろそう。

このDMの裏、切手を貼る位置にとても愛らしい意匠があります。籠に桃が入っている図柄。版画っぽくて素敵。ぜひ探してごらんになってください。
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by kobatoyakigashi | 2007-06-15 22:33 | 与太話 | Comments(0)

枇杷のお菓子

f0131641_21522385.jpg昨日のつづきで、本日は枇杷のタルトです。

アーモンドクリームを詰めた上に、枇杷を二つに切っておしりと種を取って並べ、焼きます。
皮ごとです。大丈夫そうな気がしたので。
焼き上がりを食べてみたところ、大丈夫でした。気にならない。この時期だけという刹那的価値のあるお菓子。本当に今だけしか作れない。
しかし総合的な味わいとしては、いまひとつパンチに欠けます。店売りするにはあと一歩というところ。「こんなタルト焼いてみたよ」という感じのあくまで家庭的な雰囲気のお菓子。

焼き上がりはきれいな橙色なのですけれど、時間がたつにつれ枇杷のアクがにじみ出てきて、茶色っぽくなってしまいます。
枇杷をむくと、爪先が茶色くなってなかなかとれません。栗を剥いたときよりも残ります。そういえば枇杷をたくさん食べると私はお腹がごろごろする。

もう一つ、余ったスポンジにクリームと昨日の枇杷シロップ煮をはさんだショートケーキも作りました。煮てあるほうがアクが弱くて食べやすい。季節の果物を使ってさっと作ってみるというのは楽しい。ライブ感があってわくわくします。
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by kobatoyakigashi | 2007-06-14 22:12 | 試作新作 | Comments(0)

枇杷をいただきました

f0131641_211881.jpg枇杷の季節です。
その名もゆかしい枇杷の実をたーくさんいただきました。
やまもり。
枇杷色。きれい。
せっかくなので、そのままいただくだけでなく、
お菓子に使えないだろうか。

f0131641_21182560.jpgと思い、3分の1ほどをシロップ煮にしてみました。
半分に切って種やわたを出し、おしりもこそげて、皮はつけたまま砂糖と水とレモンをしぼって煮たところ。
f0131641_21183950.jpgできあがり。
このまま食べてもおいしい。
ので、ついついつまみ食いしてしまう。

砂糖や水の分量は全部適当です。
これくらいだろう、と見当をつけながら加えます。
味見もします。
枇杷だけの味では少しぼんやりするので、レモンを加えてしゃきっとさせます。
ものの本によるとコンポートには大抵レモン汁をしぼっているので、入れないよりは入れたほうが美味なよう。

果物の皮のこと。
生の果物を皮つきのままタルトに焼きこむことで、皮は突然おいしくなります。
いちじくしかり、葡萄しかり。
本当のところ、皮の部分はとてもおいしいのです。
なのでもしかして、枇杷もいけるかも、そう思い、皮の様子見にシロップ煮にしてみました。
梅やあんずは皮ごと煮はじめると、あっというまに煮えて皮なんだか実なんだか渾然一体となります。枇杷の皮はそこまでとろとろにはなりませんが、適度に柔らかくなるので、タルトに焼き込んでもいけそうな気がします。
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by kobatoyakigashi | 2007-06-13 21:16 | 与太話 | Comments(3)

梅の実

青い梅が売られています。
我が家の梅の木もそろそろ収穫時、と思っていると昨日母が全部摘んで、梅酒と梅シロップに漬けておりました。梅干しにしようという私の提案は「まだいっぱいあるから」という理由ですげなく却下。

保存食を作るのが趣味なのでは…とムスメにいぶかられるくらい、我が母上はジャムだの酒だのを作ります。そのわりには消費していないけれど。これは何年ものの梅酒?という壜がいくつもあります。金柑のシロップ煮だとか、柑橘類のマーマレードもごっそり。

私も保存食をこしらえるのは好きなたち(ということに最近気づいた)ですが、家ではしないことにしています。もっぱら店で、生姜を煮たり栗を渋皮煮にしたりしてひそかに楽しむくらいにとどめています。店で作っておけばすぐお菓子に使えるし、やはり母とバッティングするのは避けねばなりませんからね。

そんなわけで今日はくだんの梅を自分用に少し取り分けておいたのを、梅のジャムにして喜んでおりました。今年はざくろが生ったら(今ちょうど開花期)ざくろ酒とグレナデンシロップを作ろうと目論んでいます。楽しみ楽しみ。
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by kobatoyakigashi | 2007-06-12 22:14 | 与太話 | Comments(0)