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木鳩屋雑記

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商店街にも鯉のぼり

始まりました。大型連休というものが。
商店街を歩く人々の足取りも軽く、心楽しそうです。
今日は日中気温が上がったと見え、半そでもちらほら。子どもは鯉のぼりに向けてぴょんぴょん飛び上がっておりました。(木鳩屋の前にちょうど鯉のぼりがぶらさがっている)

私はそれを横目で眺めつつ、早朝出勤して心臓ばくばくさせながら作業にいそしんでおります。
なんでこんなに緊張してんだかなぁ~と自分でもおかしい。
扉を開け放って、外の空気を取り入れつつ、なんとか平常心を取り戻すのであった。
シカオさんのインディーズ時代の名曲(?)、「あ~い~とはいった~い~」が口をついて出るのはなぜ。

連休中に、パイナップルのケーキを出せればと思っています。
去年とは少ーし違う形でと目論み中。うまくいけば。
見かけたらどうぞよろしくお願いします。

連休中は、5月1日(火)にお休みします。それ以外は通常営業です。
4月30日は月曜ですが営業します。

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by kobatoyakigashi | 2007-04-28 22:15 | 店話 | Comments(0)

星を見る犬

「披露宴後、お客様への配り菓子に」とご注文を承る。
フレンチブルドッグ(という種類の犬がいるというのも知らなかった…)と三つのお星様を一つのセットにしてくださいとのこと。もちろんクッキーのことです。
どういった事情かは伺いませんでしたけれど、ふと「犬が星を見る」という慣用句を思い出しました。

f0131641_2157949.jpg星と犬が焼きあがったところ。タッパーにやまもりです。
そういえば以前焼き上がったクッキーをタッパーで冷ましていたら、「クッキーがタッパーに入ってる!」と大うけされたことが。王道をゆく菓子屋として相応しからざる姿だったということでしょうか。
だって何かと便利なんですもの、タッパー。

f0131641_21573489.jpg袋詰め作業がはじまったばかり。
これからどんどん詰めてゆきます。
やはりタッパーに入っていますね。


f0131641_21575438.jpg全部詰めて、包装もしました。
袋の上側をレースペーパーではさみ、カーリングリボンを短く切ってくるりと留めて飾りにします。
80個ほどできました。

普段、型で抜くクッキーを店売りしないので(クリスマス時のジンジャービスケットのみ)、
珍しい感じ。
「大変とは思いますが…」と逆にお気遣いいただいてしまいました。
でもこういった晴れのお菓子はどんなに大変でも手間がかかったとしても、
作りながらとても楽しいものなのです。
いや、作った後の包装作業が楽しいと言うべきか。
それとやはり、「我が子の晴れ舞台」という気持ちも少なからずあります。
たとえ脇役でも、晴れの席に呼んでもらえるのはうれしいです。ぜひとも末永く仲良く添い遂げてほしいと、祈る気持ちも。
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by kobatoyakigashi | 2007-04-26 22:25 | 店話 | Comments(2)

牡丹に石楠花

桜を追うように次々と咲く木々の花。
大輪の牡丹と、濃いピンクの石楠花が今見ごろを迎えています。
矢車草やラベンダーの青い花も。
八重桜、そして山吹。藤もそろそろ。
「なんとすごい季節」(大島弓子さんね)のまさに真っ只中。

f0131641_2281787.jpg本日のお誕生日ケーキ。
ちょうどマカロンが2色あったのを、えいとばかりにさす。
食べられるお花をアーモンドで咲かせました。見えないところにもう一輪。
パステルカラーは夢夢しくてよろしい。

お誕生日ケーキといえば、ホールケーキなどの飾り付けにいつも悩み抜く私です。
原因は、どうも切るときのことを考えすぎるよう。
「こんなにここに飾りが集中してあったら不公平になる」とか
「飾りがこんな配置だと切りにくそう」などとついつい心配してしまう。
ところが、ホールで買う人はそんなこと気にしないという。
「あっちによけたりこっちにどかしたりして、適当に切るもんだよー」と言われ、
そうだったのか!と開眼(??)。
以来、「アシンメトリーアシンメトリー」と念仏のように唱えつつ、飾り付けをしています。

4月24日(火)は第4週目なのでお休みです。
悪しからずご了承ください。
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by kobatoyakigashi | 2007-04-21 22:29 | 店話 | Comments(4)

まだまきます

本日は苺ロールです。f0131641_002280.jpg
おぬし最早バナナに厭きたのであろうが!という一人つっこみをしつつ、気分を変えるためにも苺を巻く。クリームにも苺エキス(!)が混ざっている苺苺ロール。
あ、はからずも蝸牛菓子になってしまった。

ここ数日、なぜか商店街の外人率が高く、ふらっと迷いこんで入ってくる人たちも。
一応洋菓子の本場といえなくもない土地からのご来店と推測する私。
とあらばこちらもやや身構えるのですが、たとえば米国人などは仏蘭西菓子をどれくらい食べるのものなのでしょうか。
昨日やってきた英語圏の二人組は、「マリーアントワネット!」と言いつつマカロンを買ってくれましたので、「そうそう」と一人ほくそ笑む私でした。フフフ。

しかし彼らからすれば世界の果てにある日本まで旅行に来て、なぜ倉敷を訪れる気になるのかがよくわかりません。京都や高山や金沢でなく、なぜ倉敷に??
オルセーやオランジュリーやコートールドを訪れた目に、大原美術館のコレクションはどのようにうつるのだろうなどと考えてしまいます。それともシコウ・ムナカタなのか。
そんなところまでやって来て、わざわざ洋菓子を買おうという外人さんはさすがに滅多にいませんけれど、それでもたまにいます。「変わり者だなぁ」と思いながら私は菓子を売ります。
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by kobatoyakigashi | 2007-04-15 00:23 | 試作新作 | Comments(2)

ヘーゼルナッツ

今日の新顔さん。f0131641_21101775.jpg
心の師(!?)杉野英実さんの配合をもとに焼いた、ヘーゼルナッツと杏のチーズケーキ。
ヘーゼルナッツと杏だけでなく、アーモンドとラムレーズンもどどんと入っています。つまりナッツとドライフルーツのチーズケーキ。ぼこぼこ沈む木の実&果物と、ふりかけた粉砂糖が焼かれた表面が、無骨なあたたかみを醸しだしているような外見。
ちなみに本名は「フロマジュリ」というそうです。
フランス語でチーズはフロマージュ。ではこの接尾語「リ」は何でしょう。はてさて。

ヘーゼルナッツは、マカダミアナッツを縮小したような丸っこい木の実です。風味はずいぶん違いますが。
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by kobatoyakigashi | 2007-04-12 21:40 | 試作新作 | Comments(2)

またまたまきまき

お知らせです。
f0131641_20573473.jpg縁あって、この4月9日に開店したばかりの雑貨店「ranaq(ラナキュ)」さんで、木鳩屋のクッキーを扱って頂いています。
こちらでのみ販売する種類もありますので、どうぞお出かけください。

文具、器、紅茶、布もの、せっけん、アクセサリーなどなど取り扱っていらっしゃいます。
元は医院(産婦人科とも歯科とも内科とも)という、どことなく清潔感のある古い建物もよい雰囲気。

倉敷市鶴形1-14-21 (中原三法堂の北隣)
営業時間 12時~19時 定休日 水・日


f0131641_20575042.jpgさて、本日のロールケーキはチョコバナナロール。
ココアスポンジにラム酒をきかせたチョコクリームをたっぷりと、バナナさんがどーん。

ロールといい生クリームといい、その意外性で、いつも来られる方々をのけぞらせてしまうお菓子。そんなに似合わないことをやっているつもりはございませんが。

この春は巻くことにしました。どうぞよろしくお願いします。
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by kobatoyakigashi | 2007-04-10 22:24 | 店話 | Comments(6)

まきまき

f0131641_20463294.jpg今日は珍しくロールケーキを店出ししました。基本のシンプルな全卵泡立てのスポンジを焼いたのにシロップをうち、生クリームとバナナをくるりとひと巻き。
ひねりのないすっとーんとしたお菓子。たまにはこういうのもよいものです。
できたてを食べるということの愉悦。できたてじゃなきゃおいしくないです、こういうお菓子は。

今はどうだかわかりませんが、一昔前はヤマザキなどで「バナナオムレット」とかなんとかいう名前の、スポンジ・クリーム・バナナというまさにこれと同じ組み合わせのお菓子が売られていましたっけ。
欠食児童にとってあの安さとボリュームはおやつに最適であったことよ。ラップで巻いてあったりするところがまた。なつかしい。
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by kobatoyakigashi | 2007-04-08 20:58 | 試作新作 | Comments(0)

杏のマカロンとフロール

4月のマカロンはあんずになりました。
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橙色のマカロン、クリームにあんずとラム酒。バタークリームベースというものは、これでもかこれでもかとお酒を入れても一向に酒のような味にならない。それだけ強固な油分の壁に阻まれているということですな。
あんずが好きなのだ。あんずはジャムでも生でもなんでもいい。ください。(と臆面もなく…)
そいでもって今日の試作はフロールです。
f0131641_131516.jpgこちらはかの有名な、京都のミディ・アプレミディのフロール、のレシピをなぞったもの。今発売中の「クレア・ドゥエ・イーツ」(クレアの増刊号のようなものでしょうか)がミディ・アプレミディ特集(??)で、看板菓子フロールの作り方が巻頭に掲載されているのであります。
しかし当然ながら出来ばえに雲泥の差があることは言うまでもない。
ローマは一日にしてならず、というよりは…畑違いは承知の上で、ただただ作ってみたかっただけなのです。
生地もクリームも、一般的なロールケーキとは一線を画す趣と味わい。
看板を背負っているのですものね。

しかし私は未だ本物のフロールを食べたことはありません。一度くらいは食べてみたいなぁ。でないと作ったものの評価をどう下すべきかわかりませんもの。
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by kobatoyakigashi | 2007-04-07 01:25 | 試作新作 | Comments(4)

春らしいお菓子たち

黄砂そして雨という結果、車がドロドロのヨレヨレな今日この頃。
車を買ってかれこれ8年ほど経つというのに洗車をしたという記憶がほとんどありません。
一回だけガソリンスタンドで、たまりすぎたスタンプを消化せねばと自動洗車というのでしょうか、それをしてもらったことはあります。車検に出すと綺麗になって帰って来ますしね。
黄砂なしで雨がざざーっと降れば、洗わずに済むのになぁ。
つまりさすがにこのまま放置を躊躇するほど、汚れているわけです。

それはともかく。本日は新顔が出ました。

空豆のバターケーキf0131641_22534095.jpg
心の師??である杉野英実さんの『杉野英実のデザートブック』を参考にしました。
杉野さんのおもしろいところは、セロリやトマトやあんぽ柿やアボカドといった洋菓子の素材としてほとんど使われることのない食材をどんどん取り入れるところ。
それと、味や食感のバランスの取り方。シーソーの端と端のように、逆の要素をぶつけることで生まれる新しい味。どんな味になるのか作ってみたいと強く思います。
このケーキは生地が薄黄緑色で、食べるとほわっと豆の味。春は豆ですね。

苺のマフィンf0131641_22541966.jpg
苺のコンフィチュールを作り置きしておいたのを生地に混ぜて焼きます。
生地もコンフィチュール自体も砂糖をかなり控えているので、本当に甘くありません。どちらかというと苺の酸味が勝つ感じの味わい。さっぱりさわやかです。
トースターで焼き直して食べると、苺の香りもたち、ふんわりとおいしいです。
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by kobatoyakigashi | 2007-04-06 00:06 | 試作新作 | Comments(2)

花梨の花

f0131641_1864964.jpg我が家の花梨。濃いピンクが印象的な花です。
年によってはあまり咲かないこともありますが(それは間違った剪定をしたゆえに)、今年はよく咲いています。香りはあまりわかりません。風邪っぴきな私の鼻がつまっているだけかも知れないけれど。
季節になると、よいかおりのする花梨の実がごろごろ収穫できるようになります。
うちでは芳香剤として玄関や車内によくころがされています。
シロップ漬けにしてのどの薬としても。


今日は朝から、テラコッタ彫刻作家のNさんと笠岡へ。
そこでNさんのお友達である造形作家Kさんのアトリエをたずねる。

店をするようになって、ものづくりをする知人・友人がなんとなく増えたようだけれど、真っ向から美術と対峙する方とお話する機会はあまりないので、なんだか強烈に懐かしい感じ(兄の世界がかつてこんなだった)。
作られた大きな作品と、作品を作り上げる力の源。圧倒されるというのとは少し違うけれど、畏怖も混ざる気持ち。
作品を見るときの気持ちは神を見るような感じでもある。なんて書くと語弊があるか。
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by kobatoyakigashi | 2007-04-02 18:28 | 与太話 | Comments(2)