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木鳩屋雑記

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通過点

9月第一週目のこの土日、一ヶ月ぶりのカヌレを焼きました。
カヌレは高温で長時間焼かねばならぬため、厨房の温度が上がりすぎる夏は大変過酷で作業もままならなくなるゆえになんとなく「夏休み」となるお菓子です。
去年はなんだかんだで9月もカヌレを休んだような。休みはじめるのも7月くらいからと早かったような。

しかし、こうして年数が一年一年重なっていくことで、「夏には作らない」というものが減っているのは確かなようです。レモンクッキーは去年克服した。あの暑さにも関わらず、マカロンを今年は休まなかった。チョコレートを刻むはしから溶けてしまうから、チョコレートサブレを作るのがものすごく憂鬱だったのが今年はちょっと違った。生地をめん棒でのす作業が、暑い厨房でも要領よくできた。とかとか。列挙してみると小さいことばっかりだなぁ。継続はチカラなりと実感しています。
店を持つまでの私のやり方がいかに、いかにぬるかったかということも。まぁこればっかりは経験に勝るものはなし、やってみねば体得も真の理解もできはしないのですな。
何年かたってまだ店を続けられていたとしたら、その私は間違いなく今の自分を「まだまだぬるいやつ」と思うのだろうから、おそらくどこまでも通過点は続いてゆく。
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by kobatoyakigashi | 2008-09-07 22:10 | 与太話 | Comments(0)
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