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木鳩屋雑記

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にんじん

f0131641_20483796.jpg本日の試作はにんじんのビスコッティでした。
生のにんじん一本(約100グラム)をフードプロセッサーにかけて細かくしたものを、いつもの試作ビスコッティ生地に混ぜていつものように焼きます。にんじんの水分を吸わせるために、粉を少し多めに混ぜる。
断面にぽちぽちオレンジ色が見えて生地も全体的に濃い黄色になり、いかにも「にんじんです」という感じがして、健康志向風。
でも味は普通です。「だから?」という味。
またピントのきまらない試作になってしまった。

にんじんのケーキというものを昔から何度も焼いた記憶があるけれど、おいしかったためしがありません。にんじんの水分というのは侮れぬもので、ケーキがずん、と重くなり生地が詰まって持ち上がらない原因でもある。しかし少なくすればにんじんケーキじゃなくなるし。いっそシフォンケーキなんかのほうがうまくいく気がする。

昔、小学校の給食で出た「にんじん入り蒸しケーキ」という古い記憶が、私の中では最もおいしいにんじんケーキとして不動の地位についています。おいしかったのです。給食のおばさんたちの休憩室に押し掛けて配合と作り方を教えてもらうくらい(そういう小学生だった)。

しかし給食の配合は全児童分(私は第2次ベビーブームの最後らへんの生まれで、小学校は一学年5組までありました)のものを無理矢理小ロットに書き直してもらったものだから、試しに作ってみたけれど給食で食べたのとはかけ離れたものだった。もちろんそれ以前に、技術的にずっと稚拙だったゆえ当然の結果なのですが。
今なら何とかできそうな気がするけれど、あのメモはもうどこかにいってしまいました。
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by kobatoyakigashi | 2008-08-08 21:11 | 試作新作 | Comments(0)
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