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木鳩屋雑記

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小さな声

店は開けず、おこもりして裏でひたすら作る一日。作家でいうカンヅメさながらの状態で、せっせと予定分を順に作ってゆきます。店を閉めた状態での作業というのは、前にも書きましたがものすごく集中できて作業の精度は上がるし、すがすがしくもあるのです。
しかし!
今日は注意力散漫だったとしか思えないミスの連発。マカロン生地を次々と失敗し、洋梨の缶詰をぶっ倒し(しかも封を切っていた)、「おかしい、なんかこの生地いつもより少ない気が…」(材料入れ忘れとるがな!と後で気づく)、しかも計量ミスまで!?

バカヤロー!何年やってんだ役立たず!おまえなんてクビだ!!
…と雇用主なら叫びたいところでしたが、雇用主とおいまわしを同時進行でやってる私は一人心の中で葛藤するのでありました。煮つまっとるんかいなぁ。

f0131641_21374661.jpgちょっと外の空気でも吸わねばいかん、と気分転換に自転車こいで大原美術館へ行きました。自転車をこぐほどの距離でもないのですが、ついこいでしまう。
かねてより見たかった写真展がありましたので。

「大切なことは小さな声で語られる」という題名、村上春樹の何かで読んだような…いやあれは「死は生の中にある」だったっけ…と思い出しながら見てまわる。てっきり一つの会場に作品をまとめて展示してあると思っていましたが、本館(西洋人の西洋画)・分館(日本人の西洋画)の数箇所に分散して、絵画の隣などに混ざっての意表をつく展示でした。
クールベの隣に突然ネス湖があったときはびっくりした。しかも違和感がなかったので、そのことにも驚きました。あれ?絵?写真?絵?という感じ。でも額のせいかもしれない。

小学生の集合写真、みんないい顔。撮影時に写真家が小学生たちに何を言ったかあるいはしたのか、いろいろ想像をめぐらしました。ハットリ君みたいなことをしている子もいた。「ニンニン」って。一人だけじゃなく。


小野 博
-大切なことは小さな声で語られる-
20日(日)まで

倉敷市中央1-1-15
大原美術館 本館および分館
9:00~5:00  月曜休館
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by kobatoyakigashi | 2008-04-09 22:35 | 与太話 | Comments(0)
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