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木鳩屋雑記

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処暑を過ぎ

西日本は猛暑日が続いているそうです。
でも空はすっかり高くもう秋。月がきれいに見える季節になってきました。帰宅途中、車窓から見上げる山の月がぴかぴか光っています。虫の声も聞こえます。

本日のお誕生日ケーキ。
f0131641_21221627.jpg苺のない夏から秋、お誕生日ケーキの飾りはいつも悩みます。厨房で、クロッキー帳をひろげ色鉛筆片手にデザイン色あわせデザイン色あわせ…とぶつぶつつぶやくうつろな菓子屋がひとり。

そろそろ大粒の葡萄が出回ってきましたので、今日はそれを。
しかし葡萄は皮のままだと紫、剥いても鬱蒼としたキミドリ。
ケーキの顔に赤味がないのはどうも地味で、大人ならそれもいいけれど、子ども(しかも女の子)はちょっとかわいそうなんだよな~といろいろ考えて、すもものソースで枝葉を描いてみました。中には白桃がはさんであります。
でも私個人のことを思い出せば、ケーキはシックなのが好きでした。クリームのケーキよりオペラとか、チョコレートコーティングしてあるようなやつ。子どもの頃って、子ども扱いされること自体が屈辱的だったりしますね。子どもなのにね。


朝、開店前に美観地区まで自転車をきこきことこぎ、民藝館の企画展をのぞく。
張子やねぶた、土笛など子どものおもちゃが展示してある。民俗学に近い感じ。赤人形は疱瘡除けだとか、でんでん太鼓は裏表のないように育ってほしいからだとか、祈りが生活の中にあった頃のものだなぁと思いながら一回りする。
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by kobatoyakigashi | 2007-08-25 21:50 | 店話 | Comments(0)
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