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木鳩屋雑記

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すばらしいさよなら

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9月に入った!というだけで何となく心うれしい。それだけ8月という夏の暑さが過酷だったということ。まだしばらく暑さは続くとか今年は秋が無いとかいう嫌な予言にはできる限り耳をふさぎ、いや確実に涼しくなっているし秋は必ずや来ると信じてようやく9月。秋は一番好きな季節ですからして。

こうなれば気持ちだけでも一足先に秋が、というわけで今年の秋マカロン、去年に引き続き栗のマカロンが出始めました。相方は8月からのトマトマカロン。
マロンペーストをこってり混ぜ込んだラム酒風味のクリームをしっかりはさんでおります。月替わりでスライドしていくマカロンそれぞれに好きな方がいるようですけれど、その中でも「栗は」という声はよく耳にします。人気者。今年もどうぞよろしくお願いいたします。


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先日、京都まで芝居を見に行きました。
私が学生の頃は近鉄小劇場も扇町ミュージアムスクエアも健在で、関西小劇場をあれこれ楽しく見に出歩く日々を過ごしていました。その頃からずっと追いかけていた劇団がこのたび解散することになり、ここしばらくご無沙汰していたのだけれど、自分の中できっちりと区切りをつけようと思い解散公演に足を運びました。久しぶりの舞台は、やはりよかった。

この劇団の芝居を初めて生で見たときの印象は忘れがたい。父親の葬儀が終わって間もない頃で現実との折り合いが自分でもうまくついていなくて芝居を見るような状態ではなかったのだけれど、足をひきずるようにして見に行ったこの舞台に思いがけずとても大きな力をもらった。それ以来ずっと見てきた。私が京都を離れると同時くらいにこの劇団も東京へと拠点を移し、以来学生時代のように欠かさず見るということはできなくなった。それでも私の中に、ほかの劇団とは違う確固とした存在感を持ってこの劇団はありました。

そういう劇団が解散するのだからさみしくないわけがない。舞台を見ながら、見終わって、今までのあれこれを思いました。その余韻がずっと続いています。
すばらしいさよならだった。解散というのは、さようならをきちんと言うということなのだなぁ。
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by kobatoyakigashi | 2010-09-02 22:44 | 試作新作 | Comments(0)
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